「住民意識調査」の結果報告会が開催されました。

2023/03/14

 昨年9月に実施した「大塚仲町町会エリアの住民意識調査」の結果がまとまり、跡見女子大にて報告会が開催されました。この調査はこの街を「より住みやすい街」にするために、仲町町会と跡見女子大地域コミュニティ学科の合同プロジェクトの一環で行われたものです。
 実際の作業は跡見女子大学の観光コミュニティ学部の社会調査実習生が担い、立派な報告書にまとめて下さいました。
 初めに担当の佐野教授から挨拶があり、担当したテーマ毎に学生から発表がなされました。

 
 発表を行う跡見女子大生。




 
 報告会参加者のみなさん




 
 総括で挨拶する仲町町会の
 田中会長




 
 参加者で記念撮影。
 お疲れさまでした。



 

 すばらしい「報告書」。

 すこし長文になりますが、報告内容を簡単にご紹介します。
 報告は「仲町町会の人口世帯数」「歴史」「旧地図」など地域の基礎知識で始まり、町会機能をテーマにした「先行研究」の紹介、調査前に地域を実際に歩いて行った「フィールド調査」の結果報告と続きます。
 「住民アンケート調査」の結果報告は、実に多岐にわたる視点から分析がなされています。テーマを紹介すると「助けあい・支え合いができる地域なのか」「近所づきあいの深さはどうか」「異世代交流の機会と影響」「住みやすい街をつくる」「地域活動・行事の参加経験と影響」「近所づきあいの考え方」などです。これらのテーマを年代別、居住地別、世帯構成別、家族ステージ別などから分析がなされ、地域住民の皆さまが自分の街をどのように感じておられるのかなどがグラフ表示とともに報告されました。住みやすい街にするために地域住民は何を求めているのか、町会には何を期待しているのかなどを知り得る貴重な報告内容でした。「インタビュー調査」からは、『住みやすい街』の概念を「安心」と「顔見知り」であると捉え、町会の役割は「人と人をつなぐ」「情報をつなぐ」ことがキーワードになるのではないかとの報告もありました。
 その後、質疑応答ののち参加者全員で記念写真を撮り無事に報告会は終了しました。
 仲町町会は、この調査結果をより住みやすい街づくりに活用してまいります。引き続き、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
 なお、調査を担当された学生のみなさま、佐野先生、アンケートにお答え頂いた地域のみなさま、仲町町会プロジェクトメンバーの皆さま、ご協力に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

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